あなたへの今日の愛のひとこと
一週間ぶりに実家に行くと、
コタツに低い椅子が二つ向かい合わせに置いてあった。
足腰の悪い父がいつもコタツに低い椅子を置いて座っていたが、
もう一つ増やしたらしい。
足腰が弱くなり、目も耳も遠くなった両親が、
仲良くコタツにこうして座っているのかと思うと、
ほほえましくもあり、嬉しくもある。
昔風の夫婦で、
あまり会話することもなかった両親。
愛情を表現しあうのを見聞きしたことはない。
女はただ我慢・・・
よく母は捨て鉢にそう言っていた。
一度、聖書には「夫婦」がどういうものだと書いてあるか、
神さまが二人を一人として結び合わされることや、
キリストにある結婚がどれほど祝福されたものかを
話したことがあった。
すると、母はそれを聞きながら泣いた。
そういう夫婦になりたい。
そう言っていた。
私の教会の牧師さんに、
母は泣きながら祈ってもらった。
今、両親はとても仲が良い。
父は何かと母に優しいことばをかけているらしい。
これだけはちょっとしたもんゾ。
と、母が作った料理を私にほめた時はびっくりした。
母は照れ笑いをした。
朝起きてきて、「おはよう」と言っているのを
初めて聞いたときはびっくりした。
夜部屋に入るとき、「そいじゃおやすみ」と言っていた。
時々ケーキを買ってきて、
夜寝ている母をたたき起こして食べさせようとしたりするらしい。
あたりまえの普通のことだけど、普通のことがなかった。
普通の夫婦になれた両親が、嬉しい。
きっともうすぐ、キリストにある夫婦となって、
きっと二人を通して神が栄光をあらわされると信じている。
これまで何十年分もの人生を取り戻して、
使命をまっとうするだろう。
キリストの御名によって祈った祈りは答えられる。
だれであれ、求める者は受け、探す者は見つけ出し、
たたく者には開かれます。マタイの福音書7章8節
Author:あなたへの今日の愛のひとこと
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